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2020.06.04

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【探偵が名探偵コナンのように刑事事件に関わることはあるのか】

【探偵が名探偵コナンのように刑事事件に関わることはあるのか】

かのシャーロック・ホームズを筆頭に、探偵を主人公とする小説やドラマは世界中で愛好されています。日本でも、国民的作品となった「名探偵コナン」をはじめ、数多くの名探偵が生み出されました。ところで、創作の中の探偵は当たり前のように刑事事件に関わっていますが、実際の探偵はどうなのでしょうか。
今回は、探偵と刑事事件の関わりについて解説します。

【目次】
1.探偵は刑事事件に直接関わることができない
2.探偵が集めた証拠が警察を動かすことはある
3.日本の探偵が刑事事件に関与できた時代もあった
4.今回のまとめ

探偵は刑事事件に直接関わることができない

実のところ、現実の探偵はドラマや小説に出てくる探偵と異なり、刑事事件に直接関わることはまずありません。なぜなら、探偵には捜査権もなければ逮捕権もないからです。
探偵の調査方法としては、尾行・張り込み・聞き込みの3種類のみが認められています。住居への侵入や他人の持ち物の持ち去り、他人のパソコンへのクラッキングなどはすべて違法であり、使うことができません。つまり、令状を取っての家宅捜索や証拠品の押収、犯人の逮捕や取り調べなども一切行えないわけです。事件の被害者などから依頼を受け、警察署へ行って「協力するので捜査情報を提供してほしい」などと申し出ても、相手にしてもらえないでしょう。ドラマでは「捜査情報をこっそり教えてくれる警察内部の協力者」が登場することもありますが、現実にこのような人がいれば大問題になります。
結局のところ、探偵の権限では刑事事件の十分な捜査はできませんし、警察も部外者である探偵に関わってほしくないのです。権限の範囲内で独自に調査を行ったとしても、警察との連携がまったく取れていませんから、邪魔者扱いされてしまうでしょう。現実の探偵がドラマのような活躍をするのは、極めて困難だといえます。

探偵が集めた証拠が警察を動かすことはある

現実の探偵は、刑事事件の直接的な捜査を行うことはできませんが、まったく関与できないわけでもありません。探偵の最大の強みは、事件性が薄く警察が動きにくい調査でも行える点にあります。では、どのような形で刑事事件に関われるのでしょうか。
特に重要性が高いものとしては、ストーカー調査があります。ストーカーは重大な犯罪ですが、個人の問題なのか事件なのかの線引きが難しく、法整備を経てなお警察も動きにくいのが実情です。しかし、探偵はそういった事情にとらわれず動けるため、ストーカー行為の証拠を押さえて被害者に提出し、結果的に警察を動かすことができます。また、怪しい人物の素行調査では、窃盗・商品の横流し・薬物取引・違法カジノへの出入りといった犯罪行為の現場に遭遇するかもしれません。探偵は逮捕こそできないものの、報告を受けた依頼者が警察に通報する可能性は高いでしょう。
さらに、家の壁への落書きや窓ガラスの破壊といった嫌がらせも、立派な器物損壊ではあるのですが、小規模すぎて警察が動かないことが珍しくありません。探偵なら、小さな事件であってもしっかりと証拠を押さえ、警察の行動につなげられます。
このように、探偵の調査は決して目立つものではありませんが、刑事事件の解決にも役立っているのです。

日本の探偵が刑事事件に関与できた時代もあった

最後に、現代日本以外の探偵事情について見ていきましょう。実はかつての日本では、探偵が警察から依頼を受け、刑事事件の捜査に関与していたケースがありました。
日本最初の探偵とされる、岩井三郎事務所がそうだったのです。岩井は警察官の出身で、かの「シーメンス事件」をはじめとする重大事件の解決にも貢献しました。また、日本の探偵は調査業ですが、アメリカの探偵は警備業に該当し、民間の警察に近い性質を持っています。銃器を所持しているのはもちろん、警察のデータの閲覧権限や逮捕権すらも認められているのです。その分、資格を取得するのは非常に難しく、面接や試験を突破しなければなりません。犯罪の多いアメリカならではの職業といえるでしょう。
このように、探偵が刑事事件に関与できるかどうかは、時代や国・地域にもよるのです。日本でも、探偵と警察の協力体制が深まれば、再び探偵が刑事事件を扱えるようになるかもしれません。

今回のまとめ

原則として、刑事事件の解決は警察に依頼するのが最も確実です。しかし、警察は強力な権限を持っている分、その活動にはさまざまな制限がかけられています。探偵は、その隙間を埋めるために存在しているといえるでしょう。「警察がなかなか動いてくれない」「警察だけでは手遅れになるかも」と感じたら、刑事事件であっても探偵に相談してみてください。