コラム
COLUMN
2020.10.29
コラム
探偵が浮気調査を行う際にかかる期間はどれくらい?
探偵の浮気調査は、浮気の証拠をつかむための最も確実性の高い手段です。しかしながら、調査にどのくらいの期間がかかるのか、心配になる方も多いのではないでしょうか。なるべく早く結果がほしい方や、できるだけ費用を節約したい方もいるでしょうから、調査期間は適切でなければなりません。今回は、浮気調査にかかる期間について解説します。
【目次】
1.基本は1週間程度。長短さまざまなケースがある
2.目的やターゲットの様子次第では時間がかかることも
3.パートナーの行動を把握しておけば、調査期間は短くできる
4.今回のまとめ
基本は1週間程度。長短さまざまなケースがある
探偵の浮気調査は、1週間程度行うのが最も一般的です。ただし、1週間ずっとターゲットに張り付いているわけではありません。なぜなら、浮気をしている人でも毎日浮気相手に会っているわけではありませんし、ある程度「この日が怪しい」という目星をつけてから調査に移るのが普通だからです。1日4~5時間の調査を、週に4~5日間行うと考えていいでしょう。
もし、最初に設定した調査期間で望む結果が得られなければ、探偵と相談した上で延長するかどうかを決めることになります。「浮気をしていなかった」という結果が出ることは決して珍しくないのですが、依頼者が「絶対に浮気をしている」と信じ込んでいる場合、際限なく調査を続けることになりがちです。「白」という結果が出たら、一度冷静になった方がいいかもしれません。
一方、浮気の予定があらかじめわかっていた場合などは、1日目であっさりと浮気の現場を押さえられることもあります。当初の予定通り継続するかどうかは依頼者次第ですが、「浮気が確定するだけで十分」という場合は、即座に調査を終了することも多いでしょう。1週間というのはあくまでも標準であって、実際の調査期間は状況に左右されるのです。
目的やターゲットの様子次第では時間がかかることも
予想外に早く調査の結果が出た場合は、「ラッキー」と思っていいでしょう。しかし逆に、浮気の可能性が濃厚であるにも関わらず、なかなか証拠をつかめないこともあります。この場合、どうしても証拠を入手したければ、2週間でも1ヶ月でも調査を継続せざるをえません。
調査が長引くケースとしては、どのようなものが考えられるでしょうか。1つは、ターゲットの警戒が予想以上に強かった場合です。尾行を警戒して複雑な動きをする、人混みに紛れる、変装する、浮気相手と別々にホテルに入るといった対策を取られていると、調査の難易度は高くなります。ターゲットの行動に関する手がかりが少なく、浮気のタイミングがつかめない場合も、調査が長くなりがちです。
また、依頼者側の事情によっても調査が長くなることがあります。たとえば、浮気を理由として離婚訴訟を起こしたい時は、不貞行為が継続的なものであるという証明が必要になるため、何度も浮気の現場を押さえなければなりません。できるだけ高額の慰謝料を取りたい場合も同様です。このようなケースでは、最低でも2週間~1ヶ月程度の調査が望まれます。
パートナーの行動を把握しておけば、調査期間は短くできる
依頼者の経済的、あるいは精神的な負担を考慮すれば、調査期間が短いに越したことはありません。そのために重要となるのが、事前の情報収集です。あらかじめパートナーの行動をチェックしておけば、「毎週この曜日だけ帰宅が遅くなった」など、怪しい点に気づくことができます。そのタイミングに合わせて調査を行えば、成功率は飛躍的に高まるのです。
また、パートナーの警戒を解くためにも、あえて浮気に気づかないふりをしておくべきでしょう。「浮気をしているだろう」と詰め寄ったり、「最近帰りが遅いけど何があったの?」としつこく聞いたりするのはNGです。表面上は放置し、「浮気はバレていないな」とパートナーに思わせれば、尻尾を出してくれる可能性は高まるでしょう。
なお、調査結果をもとにして裁判資料を作ってもらう場合は、さらに2週間~1ヶ月程度かかることがあります。パートナーの行動を細かく記載し、証拠写真も厳選しなければならないからです。離婚訴訟や慰謝料請求を考えているなら、計画的に調査を依頼しましょう。
今回のまとめ
浮気調査は、タイミングさえ合えば短期間で終了する一方、運が悪いと「ハズレ」が続いてしまう性質があります。調査の成功率を高め、短期間で結果を出せるようにするためには、事前の準備が最も重要です。目的を明確にするとともに、可能な範囲で手がかりを集めて探偵に提供しましょう。もちろん、高い調査能力を持つ探偵を選ぶようにしてください。