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2019.09.03

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彼氏や彼女の浮気は訴えることができるのか

彼氏や彼女の浮気は訴えることができるのか

彼氏・彼女の浮気・不倫は許しがたい行為です。まだ結婚はしていないとはいえ、重大な裏切りであることには違いなく、しっかりとけじめをつける必要があります。浮気・不倫への対応として最も有効なのが慰謝料の請求ですが、結婚していない状態でも慰謝料は取れるのでしょうか。ここでは、彼氏・彼女の浮気・不倫を訴えることができるのか考えてみましょう。

【目次】
1.彼氏・彼女の浮気で慰謝料を取るのは難しい
2.婚約を破棄された場合は慰謝料を取ることが可能
3.事実婚の場合も貞操義務が発生、慰謝料を取れる
4.今回のまとめ

彼氏・彼女の浮気で慰謝料を取るのは難しい

結論から言ってしまうと、彼氏・彼女の浮気に対して慰謝料を請求しても、支払いを認めてもらうのは困難です。相手が素直に支払いに応じたのなら話は別ですが、裁判に持ち込んだ場合は、却下されてしまう可能性が高いでしょう。既婚者であれば慰謝料を取れるのに、なぜこのような差が生まれるのでしょうか。そもそも、既婚者が浮気をした時に慰謝料を取れるのは、夫婦間に「貞操義務」があるからです。貞操義務は、法律で明確に規定されているわけではありませんが、以下の法律に基づいて存在しうると解釈されています。

民法770条1項1号:不貞行為(配偶者以外との肉体関係)を離婚訴訟の条件とする
民法752条:夫婦の扶助義務、協力義務
民法732条:重婚の禁止

特に重大なのはやはり不貞行為ですが、仮に不貞行為がなかったとしても、配偶者以外との交際が認められれば貞操義務違反と見なされます。つまり、既婚者の浮気は違法行為として扱われるので、民法709条・710条に基づいて慰謝料請求が可能となるのです。
しかし、彼氏・彼女は配偶者と異なり、法的な関係を結んでいるわけではありません。そのため、たとえ彼氏・彼女が浮気をしたとしても、そこに「違法行為」があったとは見なされず、慰謝料請求の対象とならないのです。まれに請求が認められることもありますが、浮気相手から執拗な嫌がらせを受けた場合など、相当に悪質かつ浮気以外の問題があるケースに限られます。

婚約を破棄された場合は慰謝料を取ることが可能

彼氏・彼女の浮気は、原則として慰謝料を取ることができません。しかし、より結婚に近い状態まで関係が深まっている場合は、慰謝料を取れる可能性があります。
その代表例が、婚約関係にあるカップルの浮気です。結婚の約束をすることを婚約といい、日本では口頭の約束だけで成立します。そして、一方的に婚約を取りやめることを婚約破棄と呼び、正当な理由がなければ慰謝料請求の対象となるのです。根拠としては、不当な婚約破棄が債務不履行(契約違反)であるとする解釈と、不法行為(法的な権利の侵害)であるとする解釈がありますが、いずれにしても慰謝料を請求することができます。婚約破棄の慰謝料の相場は、50万円~200万円程度です。
なお、確実に慰謝料を取るには、婚約の事実があったと客観的に証明できなければなりません。周囲に婚約の事実を知らせていること、結納を済ませていること、婚約指環を購入していること、結婚のための準備を進めていたことなどを主張すれば、慰謝料請求が認められる可能性は高くなります。

事実婚の場合も貞操義務が発生、慰謝料を取れる

彼氏・彼女の浮気でも慰謝料を取れるもう1つのケースが、事実婚であった場合です。事実婚とは、婚姻関係にこそないものの夫婦同然の生活を送っている状態を指します。長期間同じ家に住み、家計を共有しているなどの証拠があれば事実婚は成立し、夫婦同様に貞操義務が発生するのです。
つまり、慰謝料を請求できるということになります。事実婚での慰謝料の相場は、50万円~200万円ほどです。離婚する場合は100万円~300万円程度ですから、やはり少し低い計算になります。できる限り慰謝料の金額をアップさせたい場合は、浮気の悪質さや事実婚の期間の長さなどを主張し、精神的なダメージの大きさを訴えるといいでしょう。

今回のまとめ

彼氏・彼女の浮気・不倫は、原則として慰謝料を取れないと考えるべきです。とはいえ、彼氏・彼女の浮気の追求は無意味とは限りません。動かぬ証拠を突きつけて浮気を認めさせれば、関係を修復するにしても別れるにしても、自分が有利な立場になるからです。探偵に浮気調査を依頼するなどして証拠を入手し、けじめをつけてみてはいかがでしょうか。